From Studio

工房から

CotuCotuアルバム製作進行中!!

98.4.7


 家具の方の仕事がやけに忙しく、しばらく更新できずにいました。CotuCotuのレコーディング、2月中に録音自体はとりあえず終わっていたのですが、機材やスケジュールの都合で、なかなかトラックダウンの方が出来ないでいます。

家具の工房に吸音材を配置したスタジオ。

録音した素材をプレイバックする坂本、佐藤。


 と言うわけで、今週か来週にはトラックダウンの作業を終えて、うまく行けば6月中にリリースできるかも。

CotuCotuレコーディング開始!!


 かねてからファーストアルバムのレコーディングの話が持ち上がっていたコツコツが、ついに重い腰を上げた。
 予算はない。時間もない。機材もない。しかし、アコースティック楽器の強みは、楽器と身体があればどこでもできるというところだ。しかしどこで録るか?我々は98.2.13夜、我々のホームグラウンドともいうべきアートファニチャーギャラリーで検討した結果、奥の工房で録音することにした。
 私は毎日のほとんどの時間を奥の工房で物作りをして過ごしているが、ここでさらに音楽の作業ができるとは本当にうれしい。外国の友人には工房のことを「ステューディオ」と言い表しているのだが、我が国内では、スタジオというと、音楽スタジオか、撮影スタジオのことと思われがちなので、通常「工房」ないし「アトリエ」と言い表すことが多い。なんかこれで名実ともに「スタジオ」の仲間入りしたようで、今後の作業が楽しみだ。
 2.13の夜は、ギャラリーとスタジオでデモ録音してみたのだが、ギャラリー内では、やや部屋の響きが多すぎたり、外の車の音が気になったりして、工房で録ってみたら、木工作業の防音のための吸音材が天井一面にはってあって、響きが無さすぎる。本番の録りの時は、吸音材を少しはずしてみようということになったが、あらためてデモ録音を聞いてみると、響きの無い(デッド)な感じがCotuCotuには合っているような気がする。ゴリゴリブリブリいうチェロの音がストレートに記録されるといった感じ。
 響きのある部屋だと、演奏の時は全員の音に包まれる感じで、実に気持ち良く弾けるし、演奏の「アラ」もごまかせる気がするのだが、デッドな場合は、良くも悪くもすべて“マンマ”に録音される。こっちのほうが「男らしい」と思う。
 今回、CotuCotuの録音のテーマは

気合いを録る!気合いで録る!

 である。当然、一発録り、よけいなテイクはつぶす。皆さんに、迷ういとまの無い、ピュアな音楽をお届けしよう。


98.2.20AM

 今日はいよいよCotuCotuの録音開始である。昨日、奥の工房で機械をまわして木工作業をしていて、一区切りついてギャラリーにでてみたら、ワインと手紙が置いてあった。このホームページを見てくれたSさんからのさしいれで、「レコーディングがんばって」とある。

 工房で機械をまわしていると、すごい音で、ギャラリーの様子に気がつかないことが多い。特に現在、録音の準備で、天井の吸音材をはずしているので、音がひびきまくっている。また、私自身、買い物などする時に店員に接客されるのが苦手で、(接待されるのは好きだと思うが経験が無い)ギャラリー内では、皆さん自由に、リラックスして見てもらえたら良いと思っているので、声をかけられない限り接客はしないことにしている。というわけで、

わざわざきてくれたSさん、声くらいかけてくれればいいのに。

どうもありがとう。頑張ります。


 さて、先に書いたように、今回の録音は、予算無い・時間無い・機材無い、の3無状態であったが、友達のエンジニアOさんの御好意で、極上のマイクロフォンをお借りすることができた。機材や、デジタル技術の発達で、音の加工は簡単にできる世の中になってはいるのだが、私としては、準備・調達できたものを大切に使わせてもらって、私の工房=スタジオで録ったらしい音で録音できたら一番と思っている。その筋の人が聞いたら数100キロの鉄のかたまり(木工機械)がごろごろしているのがわかるような音とか。

1st album "Cellorism 1"完成!!
Go To "Cellorism 1"

 

afg@mikikota.net

 
Go To Top Page